金城将忠氏が大事にしているメイドインジャパンの価値

金城将忠氏が個人貿易ビジネスに目をつけたのは、
日本の製品の信頼性の高さが売りになると考えたからです。

日本で暮らしていると当たり前の日本の製品も、
メイドインジャパンの信頼性というのは
未だ海外でも非常に高いものがあります。

そのため、日本は多くの国に輸出をしていますが
それでも全ての需要を満たすことができているわけではなく、
むしろニッチな需要を完全に満たしきれているものではありません。

輸出をビジネスとしている企業であってもまず大口を優先しますから、
小口の客に関しては後回しになってしまいます。

そこで、金城将忠氏は個人貿易ビジネスであれば
大企業の隙間をついて勝負になるのではないかと
個人貿易ビジネスを始めたのです。

インターネットビジネス全盛の時代でも
海外を相手にしている個人というのは少なく、
その目論見が当たった金城将忠氏は
個人貿易ビジネスの第一人者となることができたのです。

金城将忠氏がこのビジネスを成功させたもうひとつの理由としては、
日本の誇れる製品であるだけに自信を持って
相手に売り込むことができたというのもあり、
相手にとっていいものだと思えるからこそ後ろめたい気持ちを持つことなく
堂々と商売をすることができ
それが金城将忠氏の成功へとつながったというわけです。